偽りのルーキー作戦を始めたきっかけとCtRの考察

皆さんこんにちは。

この記事では私がメロフラの偽りのルーキー作戦を行おうと思った根底となるきっかけのお話をします。

水瀬いのりさんに最も伝えたかった想いのお話。そしてそれを踏まえたうえでお話できる『Catch the Rainbow!』についての私の感想と考察です。

初めての単独武道館公演当日の今のタイミングだからこそ、このお話は大きな意味を持つと思います。

私の視点だから話すことができる事柄です。元々このブログを書き始めた時点で明かそうと思っていたことなのに、時が経つにつれて大きな意味を持つかもしれない事柄になっていきました。

 

この記事では若干ではありますがCtRツアーのネタバレも含みますし、CtRについて新しい観点のお話をします。真っさらな気持ちで武道館公演を楽しみたい方は読まないほうが良いでしょう。もう一つ新しい観点で楽しみたい方は是非お読みください。

 

さて、私がいのりちゃんに最も伝えたかった想いとは、プリキュアに関するいのりちゃんと奈々さんの運命的なお話です。

まず、プリキュアを知らない方でもわかるように事前情報として要点をまとめておきますね。

 

水瀬いのりさんが演じたプリキュア

第14作目『キラキラ☆プリキュアアラモード』 2017/2/5-2018/1/28

キラ星シエル/キュアパルフェ/キラリン(オールスターズ換算で50人目のプリキュア

人間体では中学2年生。

変身口上は「夢と希望を! レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアパルフェ! できあがり!」

イメージカラーは虹と緑

武器はレインボーリボン。

キャラ設定は「フランスからやってきた天才パティシエだが、その正体はいちご山に住んでいた妖精・キラリン。プリキュアとなり、スイーツでみんなを幸せにするという夢を追い、はばたく姿はまるで「ペガサス」のよう。」(公式から引用)

 

水樹奈々さんが演じたプリキュア 

第7作目『ハートキャッチプリキュア!』2010/2/5-2011/1/30

花咲つぼみ/キュアブロッサム(オールスターズ換算で16人目のプリキュア

中学2年生。

変身口上は「大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!」

イメージカラーはピンク。

武器はブロッサムタクト。

キャラ設定は「花が大好き。
おばあちゃんの住む希望ヶ花市に引っ越してきた。
家はお花屋さん《フラワーショップ花咲》。
素直な性格だが、引っ込み思案なところも。
えりかとの出会いで少しずつ変わっていく・・。」(公式から引用)

 

・いのりちゃんがキュアパルフェ役に決まった時のインタビューからわかること

幼少期にプリキュアをリアルタイムでみていた。

キュアパルフェ役に決まった時はガッツポーズした。

ハートキャッチプリキュア!が一番記憶に残っている。

(引用元:キュアパルフェ役の水瀬いのりさんからメッセージ到着! http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure_alamode/news/2017063001.php

 

ここまでが事前情報です。プリキュアを知らない方でも大まかに理解してくれたら幸いです。

それでは本題に入ります。私がいのりちゃんに伝えた想いのお話。

 

時は2018年2月上旬に遡ります。キラキラプリキュア☆アラモードの放送が終わった時期です。

私はいのりちゃんに想いを伝えるため、事務所であるアクセルワン宛にお手紙と特別なプレゼントを贈りました。

その時伝えた想いは以下の通りです。

 

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いのりちゃんが普通の中学2年生の女の子だった時、憧れの奈々さんがキュアブロッサムとして出演している『ハートキャッチプリキュア!』の放送が始まりました。

そのハトプリ放送期間中にいのりちゃんは中学3年生になり、声優になるという夢を叶えましたね。

そしてそれから7年後。『キラキラプリキュア☆アラモード』のキュアパルフェとして、いのりちゃん自身がプリキュアになることができました。

普通の中学2年生の女の子がプリキュアになる物語。更に憧れの奈々さんがなってから、奈々さんを象徴する"7"年後にプリキュアになれたこと。

そんな他の誰にも真似できない特別な夢の叶え方をしたいのりちゃんだから、夢と希望をレッツ・ラ・まぜまぜしてできあがるキュアパルフェになることができたのだと、私は本気で思うということ。

 

そしてアーティストとして奈々さんと同じレーベルに所属し、『夢のつぼみ』でデビュー。『Innocent flower』で花を咲かせ、『Ready Steady Go!』でFly High!したこと。

声優として花咲つぼみ役の奈々さんに憧れていたいのりちゃんが、プリキュアになる夢を叶え、キュアパルフェとして飛び立つことができたこと。

これら2つの物語が驚くほどリンクしており、あまりにも運命的すぎて、このタイミングでプリキュアになれたことはむしろ必然であったと思わざるを得ません。

 

そんなパルフェないのりちゃんに私から精一杯のおめでとうの気持ちを込めて、特別なプレゼントを贈りました。

いつの日かプリキュアオールスターズとして奈々さんと共演できる日を夢見ています。

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というのが、2018年2月上旬時点で伝えた想いです。

何故わざわざこのようなことをしたのかというと、私にとっていのりちゃんがキュアパルフェとしてプリキュア声優になってくれたおかげで色んな奇跡を体験でき、心から嬉しかったというのもありますが、いのりちゃん自身にとってもキュアパルフェとして演じたことを特別な想い出として残して欲しかったというのが一番の目的でした。

 

しかし、この想いとプレゼントがいのりちゃんに届いたのかはハッキリとわかることはありませんでした。

物理的距離が離れている以上、届いたかどうかを知る手段はTwitterで写真を上げるかラジオで話すか、くらいしかありませんね。でもいのりちゃんはそういうことは滅多にしないし、そもそもそれをすれば皆がレスポンスを貰えると思って真似をするでしょう。私からしても誰かに安直な気持ちで真似されるほうが嫌だったので、これが届いたかどうかを気にするのはもう諦めよう。その代わり、想いを伝えるために、確実にレスポンスが貰えるラジオで採用されるようになろうと思い始め、研究するようになりました。

そして偶然初投稿優遇に気が付き、始まったのが偽りのルーキー作戦でした。

これが私がこの作戦を始めた根底となるきっかけです。奈々さんゲスト回で採用されたのも、オールスターズメモリーズの出演情報で採用されたのも、この強い気持ちを持ち続けていたから可能だったのだろうと今となっては思います。

 

それではこのブログを書き始めた当時の心境を説明します。

ノベルティの配布を開始させるという狙いはありつつ、もう一つの狙いはこの時伝えた想いをブログで明かすことで、いのりちゃんに伝わる手段を増やすためでした。

後編その2に書いたように奈々さんの話もプリキュアの話もしているため、その流れでこの想いを明かすのに丁度いいし、ファンの皆さんが知っていてもいい情報だと思っていたからです。

だからブログを書き始めた昨年12/24の時点で、最終的にこの想いは書くつもりでした。

 

それでは現在の時間軸に戻します。

ここまで読んでくださったいのりちゃんのファンの方は恐らくお気づきだと思います。

あれ?初めての作詞曲『Catch the Rainbow!』とリンクしてない?ということ。

私自身もあれ?もしかして?という気持ちと、いやいや、流石にそれはないやろwwという気持ちを往復していました。

どちらにしても、いのりちゃんの表現の邪魔をする可能性がある以上、気軽にこれを明かすことはできない。だから関連するインタビューを全部読んで、実際に発売してから皆さんの感想も出尽くして、邪魔にならないと判断できるタイミングになるまで明かさないようにしようという考えに至りました。その結果こんなに遅くなってしまいましたが、CtRツアーで初めての単独武道館が開催される当日に明かすことができて良かったのではないかと思います。

 

さて、では私が伝えた想いがCtRの制作に何かしらの影響を与えたのかどうか、というお話。

正直言ってどちらとも取れると思います。何故ならいのりちゃん自身が自分の力で経験してきた事柄なので、私が想いを伝えていなくてもこういう表現をすることはむしろ時系列的に当然だからです。

しかし、CtRの発表をしてから初めてインタビューに答えていたのは恐らく3/9に発売された声グラの連載だと思うのですが、そこでCtRの話をしつつ余談としてキュアパルフェの話をしてくれていて、もしかしてちゃんと想いは伝わってる?という気待ちも強くなりました。

 

とはいえ、実際どうなのかは一生わからないと思っています。いのりちゃんはメディアを通して今までこういうお話はされていないので今後もすることはないでしょう。そして私自身がいのりちゃんと直接お話できるような機会も一生無いと思っているので、個人的に知ることも不可能でしょう。

だから私は好きに考察して良いと判断しました。皆さんもこれらを踏まえて好きなように考察してほしいし、むしろどう思うのか知りたいです。

ここでアンケート。私のお手紙がちゃんといのりちゃんの元に届いたのかという否か、ここまで読んだ皆さんの率直な意見を聞きたいです。

・アンケート

 

あ、そうだ。この想いを伝える時に一緒に贈った特別なプレゼントって何?と気になる方も多いと思いますが、勝手に明かして良いのか判断に困ったため、いのりまちだよりに頼ることにしました。

具体的には、次に発行される6号宛にこのプレゼントの写真を添えたメッセージを投稿しています。そこで採用されていたら明かすし、採用されなければ一生明かしません。

いつも通りの発行ペースなら武道館終了後くらいに届くだろうと予測し、そこならタイミングも丁度良いだろうと。その予測通り6月下旬発行とのことなので、狙い通りです。

果たして私の写真付き投稿が採用されているか否かを楽しみにしていただければ嬉しいです。

 

さて、それでは私なりに『Catch the Rainbow!』の感想と考察を始めます。

具体的には"Rainbow"が何を意味するのかを焦点に当てて2つに分けました。いのりちゃんのインタビューでは"夢や希望"を意味する言葉として"Rainbow"を選んだとお話されていますが、他の捉え方もあるだろうと私としては受け取りました。

あ、ここから先は完全に個人的な憶測になるため、話半分でこういう感想もあるんだなと捉えてくだされば幸いです。

 

1."Rainbow"=キュアパルフェ

いのりちゃんが演じた中で虹色のキャラクターは何人かいますが、その代表としてキュアパルフェが挙げられるでしょう。

上記で書いた私の想いの通り、いのりちゃんが声優として叶えた夢の中でも印象深い出来事だと思います。つまりキュアパルフェは夢を叶えた象徴として捉えることができ、だから夢を掴むという意味を込めて"Rainbow"になった。

更に『コイセヨオトメ』で"夢と希望"というフレーズがそのまま入っています。歌詞全体を通してもプリキュアっぽいワードが数多く入っているのが特徴です。だからCtRツアーで歌っているのも納得できますし、むしろ必然な楽曲でしょう。

更にキュアパルフェの武器はレインボーリボンなのですが、『harmony ribbon』のMVの最後でリボンが重なりあって虹が架かっていますし、そういう関連も感じます。

そして初めての単独武道館が開催される6/28はパフェの日に制定された記念日なのです。果たしてこの日を狙って日程を決めたのか、ただの偶然なのかはわかりませんが、結果的にそうなっているのも運命的なものを感じます。

色々と書きましたが、中でもキュアパルフェとしての大きな出番が終わったことも大きいと思います。プリキュアの春映画は基本的に直近3世代が出演するため、今年のミラクルユニバースで世代交代です。上記の想いで書いた通り、いのりちゃんがプリキュアとして歩んだ物語とアーティストとして歩んだ物語はリンクしているため、キュアパルフェとしての出番が終わるこのタイミングで"Rainbow"を取り入れたことは自然な流れであり必然だと私は思っています。

 

2."Rainbow"=水樹奈々さん説

いのりちゃんの夢を語るうえで欠かせない人物は水樹奈々さんでしょう。

奈々さんが24歳の時に初めて日本武道館単独公演を行った時のタイトルが『NANA MIZUKI LIVE RAINBOW at BUDOKAN』でした。

奈々さんが大好きないのりちゃんはもちろん知っているでしょうし、そこから自身の初めての単独武道館公演と関連付けて"Rainbow"を選んだのかもしれません。

しかし、キュアパルフェとしていのりちゃんは自分の力で自分だけの"Rainbow"を掴んでいるので、仮に奈々さんの影響を受けていたとしても全てではないだろうとは思います。

それを象徴するのがCtRのMVです。最後にピンクの花びらを掴んでいる印象的なシーンがありますが、ピンクの花びら=キュアブロッサムと捉えた時に、奈々さんの背中にようやく追い付くことができたという意味が込められていると私は受け取りました。

だから奈々さん要素は間接的に影響していると思います。

 

以上2点が私なりの考察です。このように様々な捉え方ができるので、皆さんも考えてくださると嬉しいです。

 

さて、いのりちゃんにとって武道館という舞台がどういう場所なのか振り返ってみましょう。

個人としてはリスアニ!ライブに2017年から3年連続で出演し、経験を積んできました。

また、「KING SUPER LIVE 2017 TRINITY」では同世代の仲間とライブをしました。

そしてなんと言っても、奈々さんとの想い出です。

2016年に開催されたシンフォギアライブで奈々さんと共演し、奈々さんの次に出番があったことや、初めてツーショットが取れたこと。いのりちゃんの人生の中でも数本の指に入るくらい特別な想い出でしょう。

更に、奈々さんが2018年に武道館7daysというとてつもないことをやったことは記憶に新しいですが、その6日目にいのりちゃんが関係者として見に行って、直接誕生日プレゼントを渡せたというお話も想い出深いです。補足すると、この日はいのりちゃんがプリキュアとして最後に出演したスペシャルイベントが開催された日でもあり、キュアパルフェとしてお話をした後に奈々さんに会いに行くという流れが出来すぎだなあと今振り返ると思います。

そんな特別な想い出が沢山詰まった武道館で、初めての単独公演が開催されることがどれほど特別なことなのか想像するだけで胸が熱くなります。しかもいのりちゃんが好きな数字である"2"daysですしね。

だからこそ、万全な準備期間を設けてこの日を迎えて欲しかったです。声優業の先行上映会を前日に入れるなんてアクセルワンは鬼畜なことをしますよね!二刀流全盛期の大谷翔平だって、登板日の前日は休養日にしていたのに!なんて思いますが、こういうスケジュールになってしまったのは仕方ありません。今のいのりちゃんができる全力のパフォーマンスを見せてください。

 

最後に、今後のアーティスト活動について。

武道館2daysという大きな節目を迎えたいのりちゃんが次に向かうステージは何か。

需要に応じて会場は大きくなると思うので、今の勢いならどんどん先に進むことができるでしょう。

しかし大事なのはそこではなくて、奈々さんと肩を並べられるか、というところだと私は思います。

今までいのりちゃんと奈々さんがデュエットしたのは、アニサマ2017の3日目、テーマソングの始まりでハモったことくらいだと記憶しています。

その時の感想をとても嬉しそうに話していたいのりちゃんが印象的ですが、果たして丸々1曲デュエットはできるのだろうか、ということ。

今までもキンスパで共演自体はしましたし、やろうと思えばいくらでもデュエットできる機会はあったと思うのに、やらなかった。それはいのりちゃん自身が奈々さんの隣に立って堂々とパフォーマンスできるようになるまで力をつけるのを待っているのではないかと私は考えました。

今までのいのりちゃんならどうしてもファンとしての想いが大きすぎて、一人前のアーティストとして奈々さんとデュエットするのは難しかったと思います。だから今回のCtRツアーで単独武道館公演を経験することで、自信をつけることが最大の狙いなのではないかと受け取りました。

プロデューサーが見事だと思うのは、いのりちゃんの活動に物語性を持たせていること。正直言っていのりちゃんの人気なら1stライブの時点で武道館公演をしても簡単に埋まったでしょうが、国際フォーラムから始めて徐々に会場を大きくし、ようやくこのタイミングで武道館に辿り着いたと、本人もファンも納得できるシチュエーションを作り上げたのだと思います。

だからいずれ奈々さんとデュエットできる機会も必ず訪れると思いますが、そのステージに辿り着くために、武道館2daysを全力で走り切って欲しいと一ファンとして祈っております。

 

声優アーティストとしての最大の利点は、今まで演じてきたキャラクターの力を借りることができると思います。だからこのCtRツアーではキュアパルフェの力を借りて、未来に向かって羽ばたいて欲しいです。

 

以上、長くなりましたが、私が今のいのりちゃんに対しての想いです。

全力で武道館2daysを楽しみましょう。