9thシングル「Starlight Museum」についてのお気持ち

皆様お久しぶりです。

「水瀬いのり MELODY FLAG」第211旗にて、12/2に発売される水瀬いのりさんの9thシングル「Starlight Museum」(以下スタミュ表記)が初O.A.されましたね。

聴いたうえで個人的に思うことが色々あったため、今後のために文章化して残しておこうと思い、こうして執筆しています。

 

私の感想としてはスタミュは好きなタイプの楽曲です。何度も聴いていると自然と口ずさんでいるくらい耳に馴染んできました。

そしてアーティストデビュー5周年記念に発売されるシングルということで、今までの総括のような楽曲です。

アニバーサリーソングですし、スタミュは新規ファン獲得のためではなく100%既存ファンに向けて歌っている楽曲だと感じました。今までの楽曲を聴き込んだりライブに参加した回数が多い人ほど、共通点を見つけたり、想い出が湧き上がってくると思います。

私が過去にブログ記事として書いた7ワードの法則は今回もバッチリ当てはまっています。「夢・虹・光・心」の4ワードが含まれており、この辺りからも水瀬いのり楽曲らしさを感じることでしょう。

 

さて、ここまで褒めて来ましたがここからが本題です。

スタミュ単体で聴いたら素晴らしい楽曲だと思いますが、最近同じような楽曲が続きすぎなのでは…?と正直感じました。

いのりちゃんが今までの想いを総括して歌う楽曲はいくつかありますが、直近では「Catch the Rainbow!」と「僕らは今」があります。

CtRはファンに向けての想いを初めての作詞で形にしてくれた強み、僕らは今は楽曲全体の壮大さやライブの時に皆で声を合わせるという強みがあります。

ではスタミュの強みってなんだろう?って考えた時に、作詞は櫻澤ヒカルさんといのりちゃんの共作ですし、壮大さは感じるものの、僕らは今のような派手なメリハリがあるわけではなく、盛り上がるというよりじっくり聞き惚れるタイプの楽曲だと感じました。

スタミュをライブで披露した時に、いのりちゃんがキラキラした素敵な表情で歌いこなす姿は想像できるものの、CtRや僕らは今を超えられる楽曲になるかと言うと正直微妙なのではないかと思っています。

とはいえ、既にライブで披露されているCtRやMVもある僕らは今と、現時点で楽曲を流したに過ぎないスタミュを比較するのは難しい部分もあります。だからこれからのプロモーションやライブでどこまで盛り上げることができるのか、という部分が大切になると思い、こうしてブログを書く決意をしました。

 

まずファンの心境について。

スタミュはファンに向けての楽曲である以上、受け取る側の心境が最も大切と言っても過言ではないでしょう。

今年の流れという観点で考えると、2月に8thシングル「ココロソマリ」が発売され、6~7月に開催される予定だったWANツアーが中止になり、10ヶ月ぶりのNewシングルが9th「Starlight Museum」です。

今年のツアーが中止になったことは仕方のないことですが、想い出が更新されていない状態で再び同じようなコンセプトの楽曲を歌ってもお互いに気持ちが盛り上がらないというのは大きな影響があると思っています。

5周年記念の楽曲だから特別っていう理屈はわかりますが、同じようなコンセプトの楽曲が続いている流れの中では特別感は薄れます。

例えるならアプリゲームでメモリアルイベントが連続して開催されているような状態です。確かにありがたいけど同じようなことばかりで飽きるというのは人間心理としてむしろ当然です。更に、上で書いたとおり楽曲自体に大きな強みを感じる要素が無いため、どうしても盛り上がりに欠けます。

 

どうしてこのような状態になってしまったのでしょう。ツアーが中止になったことは大きな痛手ではありますが、8thから9thの間に他の新譜が発売される気配は全くありませんでしたし、コンセプト被りという観点でいうとツアーの有無に関わらず同じことだったのかと思います。

要はプロデュースの方向性が問題です。タイアップの有無に関しては様々な事柄が関わることなので無いものは仕方がありません。そして5周年記念としてファンに向けての想いを歌うこと自体も素晴らしいことです。しかしコンセプトにも歌詞にも新しさを感じない無難な形になってしまったことはプロデューサーの責任でしょう。そもそもいのり陣営の売り方は”挑戦”ではなく”無難”だと思ってますし、今より人気が出るようにする方向ではなく現状維持が目的だと感じています。この辺りの詳しい話は後ほどの売上編にて。

 

ということで作詞について掘り下げてみましょう。スタミュの作詞は櫻澤さんと共作とのことで、いのりちゃんがどの程度関わっているのかは現時点で不明です。今後の情報解禁の中で多少明らかになるとは思いますが、一言一句全て明らかになることは恐らくないでしょう。

何故共作なのか、ということを考えた時に、①初期段階のフル歌詞からいのりちゃんがどうしても伝えたい想いがある箇所の歌詞を変えたケース、②まっさらな状態から分担して歌詞を書いたケース、の2通りかな?なんて思いますが、②は面倒すぎるので恐らく①でしょう。

しかし今までの楽曲も初期段階の歌詞から気になる言葉をいのりちゃんが歌いたい言葉に変えたケースは何度もあったと思いますが、その際は作詞にはクレジットされていません。よって、今回共作として記す程大きく変えたということになるでしょう。

そうなるとどの箇所を変えたのかが重要になってくるわけですが、変更点をどの程度明かすか、また変えた内容によって、受けるインパクトは大きく変わると思っています。まずは雑誌のインタビューよりも来週のメロフラでの感想祭りの際に教えてくれるかが気になります。

とはいえ、ファンへの想いを伝えるという意味では初作詞したCtRが完全に上位互換なんですよね。

ということで結論です。作詞という観点で考えると今後いのりちゃんの担当部分が明らかになったとしてもCtR以上のインパクトになることは難しいかと思います。

 

続いてMVについて。最初に書いた通り、スタミュは100%既存ファンに向けての楽曲だと思っています。だから方向性的には僕らは今MVのようなファンの写真を掲載する完全に身内向けのような内容になるか、もしくは5周年記念にいのりちゃんの今までの活動を振り返る内容になるか、はたまた単純に楽曲をイメージするだけのMVになるか、のどれかかなと予想しています。

櫻澤さんが過去に作曲されているココロソマリMVは別人の寸劇を行い新規ファン獲得のための(獲得できたとは言ってない)内容でしたが、少なくともそっち方向は合わないので無いでしょう。

楽曲のコンセプト的にCtRや僕らは今のMVとどう差別化し個性を出すか、そこが鍵となります。

楽曲単体をイメージするMVを作っても今までと変わらずインパクトは薄いので、5周年記念となる密度の濃いMVになればインパクトは濃くなりますし楽曲のイメージも変わるので良いと思います。とはいえ仮にそれをするならジャケ写の時点で何かしらの特別感を出している気がするのでそうはならない予感もしますね。

まあ実際どうなっているかはMVが公開されないとわかりませんね。楽しみにしています。

 

最後に売上について。

スタミュはタイアップ無しかつ100%既存ファン向けの楽曲ということで、新規ファンを獲得することは難しいかと思っています。

カップリングの「クリスタライズ」がスマホゲーム「アークナイツ」のイメージソングということで一応タイアップですが、どの程度影響するか未知数です。私的には知らないゲームですが公式Twitterのフォロワーが36万人もいるのでそこそこ有名なゲームのようです。

前回の8thシングルから約10ヶ月ぶりの新譜ということで既存ファンからすれば待ち遠しくもありつつ、供給が少なくて熱が冷めた人がいたり、アニメ作品等を通して新たにファンになった方もいるでしょうし、ファンの増減については正直よくわからない感じではあります。

しかし似たようなコンセプトの楽曲が続いていることで食傷気味になっているファンもいるかと思いますし、コロナの影響でCDを買わずに配信で済ます人もいるでしょうし、今の所売上が上がる要素は特に無いので下がると予想しています。

 

ここで少し余談です。今年の10/7に40thシングルを発売した水樹奈々さんは、結婚後初の新譜発売であり、売上の変動が注目されていました。

そして初週売上は21627枚でした。なお39thシングルの初週売上は25059枚、累計売上は36521枚であり、初週売上は約3400枚減という結果でした。

今どきCD売上の枚数だけで比較できるものでもありませんので参考記録ではありますが、結婚後ということを考えると売上の減少幅は小さく済んだと思います。他の結婚したアーティストはもっと大幅に売上が減少しています。

しかしその裏には売るための努力を感じました。今まで基本、3曲入1222円(税込)だった奈々さんのシングルですが、40thシングルは2曲入990円(税込)にして価格を低下、更にアコースティックオンラインライブのチケット購入用シリアルナンバーを封入する等、今までにない試みをすることでファンの減少を防ぎつつ新規ファン獲得を頑張った結果だと私は思っています。やっぱり奈々さんは凄い!

 

さて、本題に戻しましょう。ではいのりちゃんはどの程度売れているのか知らない人も多いと思いますのでデータ保管庫のリンクを貼っておきます。

アニソンCD売り上げデータ保管庫 水瀬いのり

最近のシングルでは初週で11000枚超え、累計で15000枚前後となっております。奈々さんと比べると少なく感じるかもしれませんが、安定して10000枚超えてる声優はそこまで多くなかったりします。詳しく知りたい方はこのアニソンCD売り上げデータ保管庫で色々調べてみてください。(データが古い項目もあるためご注意を!)

 

 さて、実際に数字を見てイメージできたかと思いますが、いのりちゃんは爆発的に人気が増加するわけではなく現状維持していることがわかっていただけたかと思います。

売上を伸ばすためにもっと色々努力すべき!なんて言ってる人はいますが、そもそもいのり陣営として売上を伸ばしたいわけではないのではないかと私としては感じています。

その時に表現したいことを表現するだけの売り方というのがわかりやすいでしょうか。

その理由は様々あると思いますが、ここでは3点取り上げましょう。

 

・1点目:ライブ会場を段階的に大きくしたい

 以前私の記事で水樹奈々さんといのりちゃんのライブ会場の推移をまとめた表を公開したことがありましたが、再び載せますね。

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現時点のいのりちゃんは横アリでも軽く埋まってしまうくらい人気があります。WANツアーは中止になってしまいましたがチケットの販売は行っていたためチケ戦争の様子は見ることができました。ファンクラブ先行ですら横アリのチケットを取れない難民が結構いたことを考えると、現時点でSSAも埋まっちゃうのでは?なんて思ってしまいます。

これは私の憶測ですが、いのり陣営として奈々さんと同じような流れでライブ会場を大きくしていきたい計画があるのであれば、爆発的に人気が出てしまうとチケ難民が大量に出てしまう。だから現状維持するための売り方をしている。という考え方です。

まあ奈々さんに限らず言えることですが、徐々に会場を大きくすることは至極当然です。急に大きすぎる会場にしてチケットが余りまくってしまえばアーティストの価値を下げることにも繋がりますし、多少チケ難民が出るくらいのほうが長期的に考えると良いと言えます。

しかし昨今のコロナの影響により、会場を満員にしてライブを行うことは非常に難しくなってしまいました。今後しばらくの間キャパの半分しかお客さんをいれることができないとなると会場選びも難しくなってしまいます。よってこの表の通りに会場を大きくすることも厳しいですし、挑戦よりも安定を取るいのり陣営がライブを行うことはしばらく無いかもしれません。毎年12月の誕生日付近に行っているファンクラブイベントすら今年はまだ発表されていませんしね。

つまりキャパ問題で現状維持をしている説は未知数になってしまいました。

 

・2点目:いのりちゃん本人の意欲の問題

いのりちゃんのファンの方はご存知だと思いますが、人気を上げるために積極的にファンサービスする方ではありません。例えば呟きもあまりしませんし自撮りも滅多に上げません。宣伝だったりイベント後の報告写真が主な本人の呟きです。まあ簡単に言うと供給が少ないです。自撮り上げるだけで軽く1万いいね貰える程の人気があるのにそれを欲しがらずに呟きたい時だけ呟く辺りに潔さを感じます。

まあファンサービスは本人がやりたい範囲でするものですし、少ないことで一つ一つのありがたみが増すことも事実なので、これがいのりちゃんらしさなのでしょう。

さて余談はこれくらいにして、アーティストとしての意欲の話に入りましょう。いのりちゃんはたくさんの人に歌を届けたい気持ちはあるとは思いますが、具体的にどれくらいの会場まで成長したいという願望はそこまで無いと思っています。あえて言うなら武道館は様々な想い出が詰まった地ですし、ここは一つの目標だったかもしれませんが、既にツーデイズ公演を満員という最高の形で叶えてしまいました。よって今後は人気が出るに従い会場が大きくなる流れに身を任せるような心構えなのだと私は勝手に思っています。

そもそも、いのりちゃんは奈々さんが大好きで憧れの存在であることは周知の事実ですが、奈々さんのように偉大な存在になりたいかと言うとそこまで大きな願望があるわけではないと思います。

だって奈々さんレベルの人気が出てしまうと結婚が40歳まで許されなくなってしまうから。少し大きなくくりで言うと、奈々さんのようにキングレコードの売上を支える存在になってしまうと人気が落ちる事柄は全て排除し、第一線を走り続けなければならなくなるということですね。

いのりちゃんだって普通の女の子ですから結婚願望もあるでしょうし、若いうちから会社の命運を引き受けるなんてことは嫌でしょう。でも今すぐ引退したいわけではない。その辺りが影響して現状維持で十分だという意識になっているのではないかと推測しています。

奈々さんが実際に40歳になってから結婚したことで、キングから結婚は40歳まで我慢しろって言われ続けてきたのだろうなーと思いますが、同じことをいのりちゃんに求めるのはあまりにも酷でしょうし、ある程度タイミングを見計らって結婚する日は来るのかもしれません。

そもそも上で取り上げた通り奈々さんが結婚しても売上の低下は微減でしたし、最近の奈々さんは積極的にテレビ出演したり、惚気話も控えめだったり、今までとあまり変わらない売り方、つまり第一線を走り続ける覚悟を感じます。だからいのりちゃんも気負いすることなく今まで通りの意識でいいのかなと思います。

 

・3点目:売り方について

売上を伸ばす要素としてリリイベを行う、ラジオの公録やライブの申込用シリアルを付ける、店舗別の特典を付ける等、CD以外の付加価値で勝負するのはむしろ必然と言えるでしょう。

しかしいのり陣営は3rdシングルの際に殺害予告があってリリイベが中止になって以降、騒動が落ち着いた今でもリリイベは開催されません。そしてイベント応募のシリアルが付いたこともありません。店舗別の特典ブロマイド配布は行っていますが、ほぼ同じような画角であまり変化があるものではありません(詳しくは後述)。

いのり陣営は挑戦ではなく安定を取るという話はこの記事で何度もしていますが、売り方からもよくわかると思います。

まずリリイベですが、中止になった経緯から考えてもお渡し会のような接近イベントは危険なのでやらないでしょう。そして店舗で行うようなミニライブも今の人気では圧倒的落選祭になってしまい荒れるためやらないほうが良いでしょう。まあ昨今のコロナの影響でリアルのリリイベはできなくなっていますが、代わりに配信という形でリリイベを行い始めたアーティストは数多くいます。配信しながらサインを書いて後ほど郵送したり、ミニライブを配信したり。これらならいのりちゃんの環境でもできると思いますが、今回のスタミュに関して行う気配は全くありません。5周年記念という特別なタイミングですら行わないのであれば今後もリリイベを行うことはないでしょう。

 

続いてイベント応募用のシリアル封入について。

まずライブは毎年行っており、ライブ前にシングルやアルバムを発売したことはありますが、それらのシリアルが封入されたことはありません。その理由はCD発売前のファンクラブ先行やアニメロ先行でチケットがほぼ完売してしまうから。しかし100席だけでもCD先行用に空けといてシリアル付ければ売上伸びるのでは?なんて素人考えで思いますが、そういうことも行わない運営のようです。

また、他イベントのシリアルが付属したこともありません。いのりちゃんで言えばずっとやるやる詐欺をしているメロフラ公録用の応募シリアルを付けることが一番可能性がありそうですが、未だにやったことはありません。具体的に言うと2019年10月頃に公録やりたいねーなんて話題が出てましたし、8thシングルの発売が2020年2月なので、公録を行うならバッチリなタイミングだったと思いますが、やる気配は一切ありませんでした。

まあ実際のところ公録を計画していたとしてもコロナの影響で中止になっていた可能性は大ですが、そもそもやる気配すら全く無いのはメロフラスタッフの怠慢でしょう。まあノベルティ配布の経緯から言ってもやるやる詐欺は得意なスタッフ陣なので今更でしたね、すみません。

 よって、今後もイベント系の応募シリアルが付く可能性も低いでしょう。

 

そして新譜の発売の度に唯一行っている特典ブロマイドについて。

いつも11,12種類程度の店舗バリエーションがあり、さぞかしコンプしたくなるような写真なのでは!?と思うかもしれませんが、実態は遠目から見ると全部同じ写真なのでは?と思ってしまうほど似た画角のラインナップとなっております。

まず参考にCtRツアーBDの店舗特典を御覧ください。

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こちらが発表された後のメロフラ(10:40辺りのお便り)で、いのりちゃん本人が”影分身みたいな感じ”と言ってしまう程のものです。この時のお話でポーズを取ることに苦労されていることや、やってほしいポーズを募集しています。そして翌週のメロフラ(9:30辺りのお便り)にて、ちゃんりなポーズや女の子座りに挑戦してみたいというお話をしてくれています。

その後特典がどう変化したのか、8thシングルココロソマリの特典を御覧ください。

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はい。特に変化はないようです。

そして9thシングルスタミュの特典を御覧ください。

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なんと!しゃがんでいるポーズの際に全身を写すという成長を遂げました!ぱちぱちぱちぱち!これで影分身から脱出しましたね!!

 

いやいや、お前ふざけてるのかと。本人が話題にするくらい気になるポイントなのに改善が見られないのは一体どういうことなのか。取り上げたポーズ案も一切反映されていませんし、これらを話題に出したメロフラの時間全てが無駄になっている現状なんですよね。スタッフとの連携がまともにできていない証拠でしょう。

そもそもBD特典はパッケージと同じ衣装で特典も撮影しているためテーマに沿っていますが、CDになると全く無関係な謎の衣装による撮影です。これでは特典へのありがたみが薄れますし、後々見返した時に衣装だけでいつの特典なのかを見極めるのは困難になってしまっています。

例えば今回なら5周年記念ですし、豪華なドレスに身を包んだ写真とか良かったのでは?なんて思います。特典を一目見ただけで普段と違う特別感を出すチャンスだったのになーって思います。

 

ちなみに一番ひどかったのは3rdアルバムCatch the Rainbow!の時の特典です。

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謎の露出が多すぎる黒いセクシーな衣装。CtRのイメージとはあまりにもかけ離れているうえに、全身が写っていないからこんな衣装着させられて頑張って撮影した成果すら出ていません。この衣装の写真はアルバムに付属しているフォトブックにも掲載されていますが、そこでようやく全身の姿がわかります。その後ファンクラブに掲載されたオフショットにて、露出の多さが際立つ写真が数枚掲載されているのですが、ようやくここで露出の激しさの中撮影を頑張っていたことを知ることができました。いや、特典のほうにこの頑張りを活かせと。これなら撮影の時に周りにいたおっさん共が一番眼福じゃねーかって思った衣装でした。まあそもそもこんな衣装を着るテーマでは無かったので、この衣装に決めた人の狙いもよくわからないのですが…

 

さて少し脱線してしまいましたが、特典ブロマイドは種類が多いものの、売上に繋げようという意識は微塵も感じないということがわかっていただけたでしょうか?

いのりちゃんの顔の抜群のかわいさや手足が長くすらっとしたスタイルの良さを活かす意識は微塵も感じないですね。逆にツアーグッズやFCイベントで販売されているブロマイドやクリアファイルはコンセプトも合ってるしいのりちゃんがかわいく綺麗に見える工夫が様々な点で感じられるため、同じスタッフ陣のはずなのにどうしてこうも違うのか謎な点です。

私個人の見解ですが、グッズとして販売するものはお金を払ってもらうものであるからしっかり撮影する。逆に特典ブロマイドはあくまでおまけである。そしてわざと同じような写真にすることでコンプしなくてもいいよって促している。

そういう解釈しかできないんですよね。もしそうならちゃんといのりちゃんに説明しておくべきでしょう。それが説明されているなら影分身みたいという感想は言わないはずなので。

要は特典ブロマイドを売上に繋げるつもりは無いという結論に至りました。

本当にこの意識であるなら今後も永遠に影分身は続くことでしょう。

 

さて、色々余談もしてしまいましたが、3点に分けて分析してみました。

いのり陣営の"現状維持"の気迫が伝わったかと思います。他の女性声優アーティストが売上を伸ばす様々な工夫をしている昨今ですが、いのり陣営は新たに挑戦することもなくあぐらをかいている状態ですね。これでも売れてしまうのだからウハウハでしょう。

とはいえ、直近のシングルであるWonder Caravan!やココロソマリはタイアップであり、なおかつ楽曲のジャンル的に新鮮味があったため、特典周りの手抜きをしても売れたのでしょう。しかし今回は楽曲自体の新鮮味が薄い、かつタイアップも無い、という現状なので売上が下がる要素しか無いのが不安点です。

本来なら12月にファンクラブイベントを行って5周年を盛り上げたりしたかったのでしょうが、それもできません。

恐らく代わりにシングル発売記念ニコ生特番は最低限やってくれるかと思いますが、前回のWANツアー振替特番のようなどういう層を対象に行ったのかよくわからない中途半端な特番はやっても意味はありません。せっかくの5周年ですし、今までの年表を出して想い出話するような特別感がある特番にしてほしいと私は祈っています。

 

【総括】

ここからのプロモーションで5周年記念シングルという特別感をどれほど出せるかが今後の鍵!

 

長くなりましたが以上でお気持ち表明は終わりです。

ずっと書きたいと思っていた売り方の話が想定以上に長くなりましたが、売上を伸ばすために活動しているわけではないという観点で私の考えを語れたことが良かったです。

 

ちなみに私自身はずっといのりちゃんのことが大好きなままです。供給が少ない日々も、過去のライブ映像をコマ送りで見てかわいい表情を探したりして、好きの気持ちは日々蓄えています。だからせっかくの5周年記念なのに特別感を感じないことに不満を持ったり、今後の先行きが不安だからこういうブログを書いてみました。良く言えば現状維持、悪く言えばマンネリ化、それが今のいのり陣営を表す全てでしょう。少しでも気持ちが伝われば幸いです。

ちなみに今後タイアップがあればそれに合わせた世界観で表現をして進化や成長を見せてくれると思いますが、個人の想いという観点では武道館公演がピークなのでは?と思ってしまっている現状です。その辺りの感想が変わるのか、スタミュに関するプロモーションを注目していきます。

 

なお今回話題に出したWANツアー振替特番の反省会や、結婚に対する私の考え方等、話したいことはまだまだありますので気が向いたらお話します。

ここまで読んでくださりありがとうございました!