水瀬いのりさんのライブツアー「HELLO HORIZON」発表に関する感想

2021年6月24(木)に行われた水瀬いのりさん初のLINEライブにて、有観客ライブツアー「HELLO HORIZON」の開催が発表されました。

そこで発表直後の私の率直な感想を文章化して残しておこうと思い、こうしてブログを書いています。

本来はスタラやオンラインライブの感想を先に書くべきなんでしょうが、それを書き終わるのを待っていたらこの話題で書くタイミングを失ってしまうため、先に書いてしまうことにしました。

 

ということでまずはライブについて簡単な振り返りから。

いのりちゃんが最後に有観客ライブツアーを行ったのはCtRツアーでした。

その日程と会場とキャパは以下の通り。

ライブツアー2019 Catch the Rainbow!
2019年6月16日(日) 大阪 グランキューブ大阪メインホール 2754席
2019年6月23日(日) 愛知 日本特殊陶業市民会館フォレストホール 2291席
2019年6月28日(金) 東京 日本武道館 9000席
2019年6月29日(金) 東京 日本武道館 9000席
チケット代:7300円(税込)
座席数合計:23045席

※武道館のキャパは2日間で約18000人動員という記事を元に書きました。

今から丁度2年前くらいになりますが、今でも鮮明に景色を思い出せる非常に想い出深いツアーでした。

 

続いて開催しようと思っていたのに残念ながら中止になってしまったWANツアーの日程と会場とキャパは以下の通り。

ライブツアー2020 We Are Now
2020年6月13日(土) 愛知 愛知県芸術劇場大ホール 2500席
2020年6月20日(土) 福岡 北九州ソレイユホール 2008席
2020年7月05日(日) 兵庫 神戸国際会館こくさいホール 2112席
2020年7月19日(日) 宮城 仙台サンプラザホール 2710席
2020年7月25日(土) 神奈川 横浜アリーナ 17000席
チケット代:7700円(税込)
座席数合計:26330席

※横アリはステージの作り方次第で大幅減の可能性あり。詳しくはこちら。最も多いAパターンであれば10000~12000人らしい。

5都市を回る過去最大規模のツアーの予定でしたが、コロナウイルスの影響で中止に。

 

その後、デビュー5周年記念として無観客のオンラインライブが開催されました。

5周年記念オンラインライブ Starry Wishes
2020年12月5日(土)
チケット代:3800円(税込)
座席数合計:∞

ライブ自体は素晴らしかったですが、配信版よりも劣化した編集版を円盤として販売したので私としては後味は微妙なものに。詳しくはいずれ書きたいな(願望

 

そして今回、満を持して発表されたハロホラツアーの日程と会場とキャパは以下の通り。

ライブツアー2021 HELLO HORIZON
2021年9月18日(土) 大阪 大阪国際会議場グランキューブ大阪メインホール 2754÷2=1377席
2021年9月25日(土) 愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール 3000÷2=1500席
2021年10月3日(日) 福岡 福岡サンパレス ホテル&ホール 2316÷2=1158席
2021年10月9日(土) 宮城 仙台サンプラザホール 2710÷2=1355席
2021年10月17日(日) 神奈川 横浜アリーナ 17000÷2=8500席
チケット代:8800円(税込)
座席数合計:27780÷2=13890席

コロナウイルス感染予防のため、座席数は半分になる予想で計算しました。

上記に書いた通り横アリがAパターンで10000~12000人になるのであれば更に半分になるため座席数はもっと減りますね(白目

 

ということでデータをまとめたうえで私が気になっている点に触れていきます。

 

・ハロホラツアー開催の意図

ズバリ、ハロホラツアーを何故このタイミングで行うのか、という点を私なりに考察してみます。

有観客ライブをしばらくやってこなかったキングアミューズメントクリエイティブのアーティスト達でしたが、小倉唯ちゃんが7月4日(日)に開催するライブを筆頭に、次々と有観客ライブを発表し始めました。

それはコロナ対策が明確化してきたことや、そろそろファン離れを防ぐためのライブを開催しなければヤバいことに気付いた等、様々な理由があることでしょう。

そこに水瀬いのり陣営も乗っかる形で自然と開催が決まったのだと思います。

開催地は中止になったWANツアーのリベンジでしょうし、会場のキャパ自体は微増しています。まあここから半分になると予想されるので結果的に少なくなっているのですが…

それはチケット代からも明らかで、WANツアーよりハロホラツアーのほうが1100円も値上がりしています。

キャパ半分ならこうでもしないと利益にならないでしょうし、これでも利益にならない会場もあるでしょう。だから利益を出すためにグッズを大量に販売することは容易に想像できるのでお金はたくさん用意しておきましょうね。(ニッコリ

 

WANツアーのリベンジならわざわざタイトル変える必要無くね?って思う方もいるかもですが、WANツアーは特番でセトリを発表したりグッズを販売したため既に終了した扱いだからだと思います。

そもそも有観客ライブと行っても声出しNG、タオル回しNGになるでしょうから、僕らは今やMillion Futures、Ready Steady Go!等の楽曲はやってももどかしくなるためやらない可能性も十分あると私は思っています。

MFやRSGは定番曲なので無いと寂しくも感じるでしょうが、抜いても余裕でセトリ組めるくらいいのりちゃんの楽曲は豊富なので良いと思います。むしろこういう時だからこそ、聴き惚れるようなセトリを組んでみても面白いでしょう。

 

・キャパ半分によるチケット戦争

コロナ対策でキャパ半分!ということは単純にチケット戦争も大変なことになると予想されます。

半分のキャパは上記の数字を参考にしてほしいのですが、現時点でのいのりまちの会員数が約2万人であることを考えると到底足りないことがわかるでしょう。抜けた人もライブ開催に伴い再加入するでしょうし。

今回のFC先行は1枚限定抽選ということで連番者を募ることもできず、単純に個人の運次第になります。一人でも多くの人にライブに参加してもらうために1人1枚しか当選しません!という調整を行う可能性も十分に考えられるキャパだと思っています。

そこで重要になるのが配信の有無です。もし全会場配信があるならある程度現地参戦を絞る考えもできますし、最終公演だけでも配信があるなら一番近い地方だけ参加すれば良いと考える人も増えるでしょう。チケット抽選を始めるタイミングで知りたい情報なのでこの点は注目していたいと思います。

 

・発表タイミング

ツアー開催まで3ヶ月を切っているタイミングということで割とギリギリかと思いますが、世間の動きを見つつ発表する必要があるため仕方ないのでしょう。

それより私は気になっているのは、ツアータイトルにもなっている「HELLO HORIZON」のシングルが発売(7月21日)まで1ヶ月を切っているにも関わらずまともな音源が公開されていないことです。

いや、TVアニメ「現実主義勇者の王国再建記」のOPだし6月4日に公開されたPVで流れてるやん?って主張する方もいるかもですが、キャラクターボイスやSEが混在しているPVでまともに聴こえる状態では無いので私としては公開されたとは到底思えないのです。

そのような状況で、露出多めのメインビジュアルや予約特典ブロマイドが発表され、ツアーが発表され、なんか順番おかしくね?って思っている今日この頃です。

もちろんいのりちゃんは容姿端麗ですから今回のビジュアルも大好きですし、ライブも楽しいので発表自体は嬉しいですが、根本的に楽曲を蔑ろにしているように感じています。

普段なら少なくとも1ヶ月前にはメロフラでフル音源をO.A.していますし、楽曲自体が素晴らしいからこそ、そこに付随する事柄の魅力も増すと思っています。

でも今回は楽曲はまともに聴かせてません、楽曲情報少ないのに露出多めの特典ブロマイドで予約稼ごうとします(なおいつも通り特典は影分身の模様)、楽曲イメージ沸かないのにツアータイトルにしました!来てね!という、なんかズレてんな~って感じる発表でした。

ツアーのチケット販売が7月1日(木)スタートのため、流石に次のメロフラ(6月27日(日))ではハロホラのフル音源流してくれると思いますが、それならLINEライブで告知すべきだよなって思うんですよね。

アニメ制作側との兼ね合いでこういうズレた展開をしているのかもしれませんが、根本的な問題として楽曲を好きになってもらうための売り方をしてほしいと願うばかりです。

LINEライブで発表されたカップリング2曲含め、過去にいのりちゃんの楽曲を制作したことのあるメンバーばかり(鈴木航海さんは初)ですが、名前だけでは安心とマンネリの両方を感じるので、やっぱり実際に楽曲を聴かないと評価できないんですよね。

今後発売までどうやって楽曲の魅力を伝えてくれるのか、楽しみにしています。

 

・私個人の想い

ここまで散々私の考えをつらつらと述べてきましたが、ツアーに関して更に個人的な感想を書きます。

というのも、ツアー開催発表に対して嬉しさと困惑の両方があるのです。

私は北海道住まいということもあり全会場泊まり必須の遠征になるので現地参加できるかも微妙です。ひとまずどこかしらには申し込んで当たったら行き方とか考えようと思いつつ、上記の通りキャパ半分だと狭すぎてチケットを確保できる保証は何一つありません。

思い返せば私がいのりちゃんに最後に会えたのは2019年11月30日に開催された町民集会2019兵庫で、今ではすっかり画面の向こう側の人という認識になってます。

もちろん今に至るまでいのりちゃんのことはずっと大好きなままですし毎日のように直接会いたいと願い、その機会を欲していたのですが、いざ発表されたツアーがコロナが収束する前のタイミングなうえに遠征必須という現状です。

まあチケットが当選すれば万全な対策をして行く計画を練りますが、それより不安なのはいのり陣営でコロナ感染者が出ないか否かです。

ツアー途中でスタッフに一人でも感染者が出れば残りは中止になるでしょうし、そもそも日本全体で考えてもオリンピック明けの感染者数がどれくらいになっているかなんて現時点ではわからないため全公演中止の可能性もあるでしょう。

そういうリスクを考えるとワクチン接種がある程度進んでからのツアー開催を望んでいたのですが、地域によってワクチン接種タイミングは大きくズレていますし、特に北海道は相当遅い地域です。

一番大事なことはいのりちゃんが健康であり続けることであり利益とかは二の次なので、スタッフは判断を見誤らないでほしいですね。

つまり何が言いたいかというと、配信の有無は現地参加の判断を左右する重要な情報なので早めに発表してください!ということです。

 

 

長くなりましたが以上でハロホラツアーに関しての感想を終わります。

人それぞれ思うところは違うと思いますので、こんな考え方もあるんだな~程度に捉えてくださると幸いです。

 

追記:少し調べたら奈々さんやマモが横アリ公演を開催した際の動員数がわかる記事を発見したので追記します。

水樹奈々、横浜アリーナ公演2日間で2万4000人を動員!

宮野真守さんの全国ツアー、横浜アリーナで超満員13500人を動員!

つまりいのりちゃんも12000程のキャパのステージになるでしょうし、今回はここから更に半分になるので6000席と考えるのが妥当でしょう。

というわけで改めて座席数合計を計算すると、22780÷2=11390席です。

ハードなチケット戦争になることは確定です…

やはり配信の有無は重要になりますね。

 

 

追記2:2021年6月27日(日)放送のメロフラ第247旗放送後に書いています。

メロフラでまさかのハロホラ音源解禁無し!wということで今後のスケジュールを書きますね。

・2021年6月28日(月)20時にティザームービー#2公開

・2021年7月1日(木)15時から「LIVE TOUR 2021 HELLO HORIZON」のファンクラブ会員チケット先行優先予約受付開始

・2021年7月1日(木)19時30分から「現実主義勇者の王国再建記」生配信特番放送

・2021年7月3日(土)25時30分からTVアニメ「現実主義勇者の王国再建記」放送開始

・2021年7月4日(日)22時からラジオ「MELODY FLAG」第248旗放送

・2021年7月8日(木)18時に「LIVE TOUR 2021 HELLO HORIZON」のファンクラブ会員チケット先行優先予約受付終了

・2021年7月21日(水)に10thシングル「HELLO HORIZON」発売

 

ということで、上の方にも書きましたが、発売まで1ヶ月切っている表題曲をまともに流さないまま、タイトルになっているツアーのチケット抽選受付を開始するクソムーブとなることがほぼ確定してしまいました。

次に音源を流せるタイミングとすれば7/1の生特番、そして7/3にアニメが放送されればOPとして流れることはほぼ確定でしょう。

つまり先行してメロフラで流すことは無くなり、アニメ主体のプロモーションになっていることがよくわかりますね。

超話題作ならアニメ先行でOPを流すというのもわかるのですが、正直現国は話題になっているとはあまり感じない部類(この記事執筆時点で公式Twitterのフォロワー数が7956人)なので、そっちに足を引っ張られる形でプロモーションが遅れているのは悪手に感じてしまいます。

ちなみにEDは愛美さんの「カザニア」で7/28(水)発売なのですが、6/28(月)21時からMVプレミア公開、6月29日(火)0時からデジタル先行配信開始、ということでハロホラよりよっぽど計画的なスケジュールが組まれているんですよね。

 

キングがガッチガチに関わっているアニメなのにこのムーブになっているのは誰の責任なんでしょうね。本来タイアップって相乗効果で盛り上がるためのものなのに足を引っ張られているだけの印象です。

ティザームービーを小出しにしてワクワク感を増す手法を取ること自体は面白い試みなんですが、如何せんやり始めるのが遅いという。アニメが始まれば放送中にCMが普通に流れるでしょうし。そもそも音源とMVは切り離して考えるべき、というか今までそうしてきたのに何故今回は一緒にしているのか等、疑問が湧き出てきてしまいますね。

まあどちらにせよ7/4(日)のメロフラでは流石にハロホラのフル音源を流すでしょうから今更文句言っても仕方ありませんね。

楽曲自体は好きになれることを望んでいます。

 

追記3:2021年6月28日(月)のティザームービー#2公開後に書いています。

ティザームービー#2公開に合わせ、ティザームービ#3が2021年7月2日(金)20時に公開されることと、「HELLO HORIZON」が2021年7月4日(日)0時から先行配信されることが発表されました。

結果的にアニメ放送より1時間半早く先行配信されるようですが、ティザームービー小出しで焦らして焦らしまくっていきなり先行配信!つまりお金払って聴いてね!って流れは今までに無いパターンで、正直反応に困るのですが、こういうやり方をするなら配信サイト側とのお金が絡んでるような気もしますし、今までのようにメロフラでフルを流すことは無い可能性もありそうです。

メロフラは翌日18時にアーカイブがアップされるため、フルで流したらアーカイブでも聴けてしまうという理由は確かにわかるのですが、こうなるとメロフラの存在意義が微妙になってしまいますね。ただでさえマンネリ化しているのに、アーティスト活動の宣伝の場としての役割すら無くなるなら他の媒体オンリーで良くね?ってなってしまいます。ライブ発表すらLINE LIVEでしたからね。

様々な媒体に手を出しまくった結果としてメロフラすら蔑ろになるという流れになっているのを感じます。まあそれぞれの企業側とどういう契約しているのかは想像するしか無いですし、もうなるようにしかならないのでしょう。

とりあえず楽曲解禁日が明らかになったので楽しみにしています。