【水瀬いのりさん主演】ポケモン新作アニメ「ユメノツボミ」の感想

2021年6月4日(金)15時に突如ポケモンの新作アニメが公開されました。

主演が水瀬いのりさん!しかもタイトルが「ユメノツボミ」!

いのりまち町民であり、初代からポケモンファンでもある私からすれば興奮するしかない企画!ということでいくつかのキーポイントをまとめてみようかと思い立ち、こうして記事を書いています。

 

公開されたアニメ「ユメノツボミ」がこちら。


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いのりちゃんが演じているのは主人公ツボミ。表情豊かなかわいい少女がポケモントレーナーとして旅立つ前の葛藤と親子の絆を描いた作品です。

単発アニメながら約14分程の尺があり、盛り上がるポイントが多数ある素晴らしいシナリオだと思います。

初代を中心としたポケモン達が生き生きと動く作画も愛を感じます。

いのりちゃんの演技は現在軸の少女(恐らく10歳頃)の演技がメインですが、それよりも幼い幼女時代の演技があったり、技の指示を出すときの凛々しい演技もあったり、息遣いによる感情表現だったり、様々な点で楽しめます。

ツボミというキャラクターを演じるうえで水瀬いのりさんという配役はぴったりですが、それ以上にこの作品には深い想いが込められていると私は受け取りました。

 

【「ユメノツボミ」というタイトルについて。】

いのりちゃんのファンであればこのタイトルはすぐにピンと来るでしょう。

何故ならいのりちゃんが20歳の時にアーティストデビューした1stシングルのタイトルも「夢のつぼみ」だからです。

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これだけならただの偶然かと思われるかもしれませんが、私は偶然ではなく誰かが狙ってやった企画だと思っています。ということで考察してみましょう。

 

ポケモン単体で「ユメノツボミ」との関連を考えると、初代ポケモンアニメのOP「めざせポケモンマスター」に含まれている歌詞が思い浮かびます。

「ユメはいつかホントになるってだれかが歌っていたけど つぼみがいつか花ひらくようにユメはかなうもの」

このフレーズって心に響く良い歌詞だなあと今見ても思うのですが、この歌詞を表現するための作品が今回のアニメだと私は思っています。

脚本を担当した松澤さんのツイートや制作スタッフさんのイラストにもこの歌詞が添えられていることからほぼ間違いないでしょう。

 つまり、ポケモンの「ユメノツボミ」を表現するうえで「夢のつぼみ」でデビューしたいのりちゃんはこれ以上ない適役ということです。

この作品にいのりちゃんが主演することが先に決まっていたのか、シナリオが決まってから配役が決まったのかは不明ですが、偶然ではなく密接に関わっているからこその作品でしょう。

なお、いのりちゃん本人の反応から察するに、「ユメノツボミ」というタイトルを知ったのは作品が公開されてからのようですので、アフレコ時点では伏せられていたようです。

 これらのことを総合して考えると、偶然にしてはあまりにも出来すぎなので、タイトルを決める権限を持ち合わせる人がいのりちゃんの活動も良く知っていて狙ってやったことだと推測できます。いのりちゃんのファンであれば絶対に気になるタイトルなので自然と話題になりますしね。

いのりちゃんからのアフレコ話はラジオ番組のMELODY FLAGで聞けると思いますが、スタッフ陣からの制作裏話も何かしらの形で聞きたいな~と願うばかりです。

 

余談ですが、こちらの2曲で編曲として渡部チェルさんが関わっているという共通点があるのです。作詞者は違うため直接的というわけではありませんが、私はこの共通点に運命を感じていました。いつかいのりちゃんもポケモンに関わってほしいなと思っていたら、劇場ゲストキャラを経て、まさかこんなに直結する形でも関われるなんて本当に夢のような出来事です。

夢のつぼみ

・作詞:絵伊子、作曲:渡部チェル、編曲:渡部チェル

めざせポケモンマスター」 

・作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず、編曲:渡部チェル、コーラス編曲:藤沢秀樹

 

ちなみにいのりちゃんがポケモン映画にゲスト出演した作品は2018年の「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」でリリィ役です。

とても完成度の高い群青劇です!Amazonのプライムビデオでも観れるため未見の方は是非!

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さて、ここからは更に余談をいくつか書きますね。

水瀬いのりさんと夢のつぼみについて】

上述した通り、「夢のつぼみ」はいのりちゃんの1stシングルです。

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今ではシングル9枚、アルバム3枚、武道館2days公演も成功させた程の実績があるアーティストであり、7月21日には10thシングル「HELLO HORIZON」を発売するのですが、それでも原点である「夢のつぼみ」が一番特別であると考えるファンもいるくらい想い出深い楽曲です。だからこそ今回の「ユメノツボミ」も特別なのですが!

そんな「夢のつぼみ」の歌詞で最も印象深いフレーズがあります。

 「大きな夢咲かせ未来に虹を架けよう」

このフレーズは夢のつぼみが未来でどうなるかを示した歌詞です。

そしていのりちゃんは実際に1stアルバム「Innocent flower」で真っ白な花を咲かせ、3rdアルバム「Catch the Rainbow!」で虹を掴みました。

ここでポケモンに話を戻すと、サトシも初代1話でホウオウを見ていたり、リメイク作品の劇場版「キミにきめた!」では実際に虹色の羽根を手に入れたり、虹を掴むことに関してはサトシといのりちゃんって似てるよなって感じる部分もあります。

つまり、ツボミの物語も虹を掴んでこそ!ということで「ユメノツボミ」の続編をお待ちしておりますよ!!という願望を垂れ流しておきます。

劇場版「キミにきめた!」もプライムビデオで観れるので是非!

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【ニドランについて】

「ユメノツボミ」で最も活躍したキャラクターはニドラン♂!ということでニドラン系統に関する話題をいくつか。

ニドランのモチーフはうさぎと言われています。

いのりちゃんの声優としての代表作はごちうさこと「ご注文はうさぎですか?」です。

だからツボミのパートナーがニドラン♂になったことも納得できますね。(強引)

ニドラン♂の親としてニドキングニドクインも登場しましたが、実は2匹の身長って1.4mと1.3mで意外と小さく、実はいのりちゃんがごちうさで演じているチノちゃん(144cm)よりも小さいという豆知識を覚えて帰ってください!


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また、ニドクインと進化前のニドリーナは実は戦闘に特化したため生殖能力が失われておりタマゴを産むことができず、進化前のニドラン♀のみタマゴを産むことができます。この設定はゲームにも反映されています。

だからアニメ内で登場した野生のニドクインママはニドラン♀時代にニドラン♂を産み、ニドリーナにレベルで進化した後、月の石をどこかで見つけて進化したことになります。

これだけで物語性が生まれるため、一本アニメができそうだな~なんて思いました。

 

また、「ユメノツボミ」のラストがニドリーノ対ゲンガーで、ゲームの赤緑やFRLGをやったことのある人ならエモくなる演出ですが、初代のアニメ1話冒頭等様々な場面で再現されているシーンです。気になる方は調べてみてね。


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ポケモンアニメは全部プライムビデオで観れるので初代1話だけでも取り敢えず見てね!

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【がんばリボン】

いのりちゃんとポケモンの共通点と言えば、がんばリボンも欠かせません。

いのりちゃんのがんばりぼん!とは、2ndシングル「harmony ribbon」の際に誕生した言葉で、励ましの言葉として使ったりライブ前の円陣で気合い入れのために発したり、特別な言葉となっています。

LINEスタンプにもなってます。

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ポケモンのがんばリボンとは、3世代のルビーサファイアでリボンシステムが導入された際、努力値(基礎ポイント)が満タンになった時に付けてもらえるリボンの名称で、太陽のような形をしています。

最新作のソードシールドではがんばリボンを付けるための努力値貯めが非常に楽になっており、いのりちゃんの推しポケモンであるエーフィにもすぐに付けることができたので参考に画像を添付しておきます。


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マップ上の説明にも「がんばリボン」って表記されてるのはなんだかシュールですね。

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この共通点について、いのりちゃんのラジオであるメロフラ第238旗のOPトークで急に語りだした時はどうしたのかと思いましたが、もしかしたら「ユメノツボミ」の収録があったから触れたのかもしませんね。

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まさかメロフラでの発言がフラグになっていたとはな!フラッグだけに!

 

 

以上で「ユメノツボミ」に関する感想を終わります。

ブログ放置してた癖にいきなりこんな記事投下して驚きかもしれませんが、やっぱり大好きないのりちゃんとポケモンに関する話題は触れざるを得ない!ということで書きました。

わたしのぽけもぐという名前はポケモンが好きだからですし、最近私の中ではポケモンブームが再来しており、ポケモンソードの図鑑埋めるくらいやり込んだりしているタイミングだったので尚更テンションが上がりました。

いのりちゃんに関する話題も書きたいことは山程あるものの言葉選びが難しく書いては消してを繰り返している現状ですが、10thシングルも発売しちゃうのでそれまでにはなんとか書きたいな~(遠い目

ということで期待せずにお待ち下さい。以上ぽけもぐでした。